FEATURES 金棒茶(かなぼうちゃ)の特徴

金沢の港町で生まれた
芳ばしく香る
上質な棒ほうじ茶

棒茶は茶の茎を焙煎したほうじ茶です。はじまりは、江戸時代末期。一般的なお茶づくりには茶葉が使われており、茶葉に傷がつかないよう茎の部分から折り摘み採られていました。使われないたくさんの茎をなんとかできないかという思いから、あるお茶屋さんが茎を焙煎してみたところ、たいへん香り高く味も美味しい。価格もお手ごろということで評判は広まり、石川県では今でも「お茶といえば棒茶」と言われるほど日常的に親しまれています。このまちに古くから伝わる文化のひとつである棒茶が、現代社会を忙しく暮らす一人でも多くの人々の心と身体をあたためてくれることを願っています。

お茶は茶葉の摘み採られた時期によってそれぞれに特徴があります。その年の最初に摘み採ってつくられたお茶が一番茶。一番茶を摘んでから約45日後、茶の木からまた次の芽が伸びてくる。2度目として摘まれる茶葉を二番茶、次いで三番茶と呼びます。金棒茶ではこだわりの二番茶を使用。旨味や甘みの強い一番茶、香り高い三番茶の特徴となる成分をバランスよく含み、旨みと甘みに加え芳ばしい焙煎の香りをお楽しみいただけます。また、一般的な棒茶にはかりがねや白折と言われる煎茶の茎が使われていますが、金棒茶では抹茶の茎を使用することで花のように華やかで果物のような甘みゆたかな香りを引き立てています。

抹茶茎とは

茶の木に覆いをかぶせ太陽の光を遮って栽培した茶葉を蒸し、揉まずに乾燥させたお茶をてん茶と呼びます。希少価値が高く、てん茶を石臼などで挽いたものが抹茶となります。遮光することで新芽が成長しても柔らかく、独特の香味や適度な渋みがありながら甘みや旨味がを引き出します。手もみされていないため雑味も少なく、純粋なお茶の味わいを感じられます。

産学官のパートナーシップにより開発された特殊な焙煎技術を用い、茶茎を焦がさず熱を通しふっくらさせることで、香り成分を閉じ込めた特別な棒茶に仕上げています。一般的な棒茶に比べて、ホトリエノール(高級烏龍茶である東宝美人や紅茶に含まれる独特な甘い香り)、リナロール(スズランやベルガモット、ラベンダーなどに含まれる香り)、グラニオール(ゼラニウムやレモンに含まれる、ローズのような香り)などの香り成分が多く含まれており、リラックスしたいときや身体を整えるのにおすすめです。

FSSC22000(食品安全システム認証)

金棒茶SHUNは食品安全の国際規格であるFSSC22000を取得した工場で製造されております。
徹底した品質管理のもと、安心安全な製品をお客様にお届けいたします。

有機JAS、レインフォレスト・アライアンス認証を受けた茶園で生産されているてん茶の茎を100%使用しています。ミントや玄米、生姜などオリジナル以外のフレーバーにブレンドしている原料も、全て有機JAS認証を取得した商品を使用しています。安心、安全にこだわり、からだだけでなく環境にも配慮し、持続可能な社会の実現に貢献しています。

安心・安全の認証

有機JAS認証

農薬や化学肥料、化学物資を使わずに、安心を追求した原料を使用しています。

  • 1 種まきや植え付けする土には、禁止された薬品や化学肥料を使用していません
  • 2 肥料や農薬は、天然物質または天然物質に由来するもののみを使用しています
  • 3 遺伝子組換えの種を使わず、病害虫を防除するのに農薬に頼っていません

レインフォレスト・アライアンス認証

その認証製品またはその原料が、持続可能性の3つの柱(社会・経済・環境)の強化につながる手法を用いて生産されたものであることを意味します。このマークがついた製品を購入することは、世界の自然や人々の生活を保護することに繋がります。詳しくはra.org/jaをご覧ください。